櫻居書庫

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櫻居惠の小説置き場です。

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小説

ひとしれずこそ

雨が止む頃

Euphorbia ~ユーフォルビア~

彼女に文字が読めるワケ

短編小説集

BL小説

BL小説集 短編集

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イベント参加情報です。

2023/05/28 「Booknook vol.2」(終了しました)

2023/2/25~26 「#創作BLオンリー関係性自論2」(終了しました)

2022/10/30 「ドットテキスト」(終了しました)

2022/6/4~6/5 「男と男の巨大感情」(終了しました)


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エピローグ
蝉が鳴いている。 俺たちは、相変わらずコンビニの前のガードレールに座っていた。 ソーダ味のアイスキャンディーが溶けて、手がべたべたになっているし、日差しを浴びた首筋がヒリヒリもしている。「あー、皮が剥けかかってるな」 悠翔がアイスキャンディ...
15 これからの話
体育祭は最後の競技、全クラス対抗の大縄跳びが始まった。 一年生から順に校庭の中央に集まって回数を競う。「集合!」 二年生の部が終わる頃、彦田が声をあげて、クラス全員を集めた。二重の円陣を組み、手を重ねる。誰かの手の上に置いた夏由の手の上に、...
14 話をしよう
夏由は障害物走を、かろうじて最下位にならずに終えた。 席に戻る前に購買部が出している売店に立ち寄る。「アイスボックスふたつと、オレンジジュース。時城は」 割り込んできた声に、夏由はハッと顔を向けた。悠翔が小銭を出している。「リンゴジュース」...
13 体育祭
校内模試が終わった。夏由はそれなりに手応えを感じたが、結果が分かるのはひと月後だ。なんとはなしにそわそわした雰囲気の中で、体育祭の練習が始まった。運動が得意ではない夏由は、全員参加であるクラス対抗の大縄跳びで足を引っ張らないか不安だった。去...
12 受験生
個別指導という形式が夏由には合っていたのだろう。まずは自分で問題を解く。それに対して解説がある。教室で授業を受けるだけでは、出来ていないところを把握すること無く、漫然と話を聞き、結局分からないままになっていただろうと夏由は思った。 予備校へ...

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・2023/02/22
  無料配布ページを追加しました。

・2023/01/09
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・2023/01/09
  『ひとしれずこそ』第一章番外編「むかしはものを」公開しました

・2022/10/09
  『雨が止む頃』完結しました!

・2022/8/29
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・2022/04/14
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・2022/02/21 
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